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歌詞

typical heart

見上げた宇宙に谺した声は

いつの誰のもの

夢で見た光景と現実がダブって視えたとき

あれは本当に記憶のエラーなのかな

 

あの日、眠る前に

ひとつ問いかけた

あなたは夢に現れて

私を見つけてくれた

私の中のなにを引き換えにしてもいい

私はあなたがいい

 

私の中のなにを引き換えにすることに

成ってもいい

私はあなたを選ぶ

 

私はあなたを選んだ

 

明日世界が滅ぶなら、

そんな有り触れた喩え

でもありえる話

人間はバカな生き物だから

自然が為す前に自爆を選ぶ

そんなパターンだって起こり得る

 

生命の果てを前にして

あるいは私の世界の果て

「明日、滅ぶとしたら?」

私はあなたがいい 

 

最後に耳にしたい

目にしたい

感じたい魂は

あなた

 

あなたに会いたくて

生まれてきた

なんて、言っても信じないでしょう

でも不思議なの

今までのあれやこれ

あなたを知る、ずっと前に起きた

あれもこれも

全部、あなたに繋がって映る

私の世界、もうあなた無しでは

成り立たない

情け無いね、ばかみたいだね

でも、そうなんだよ

 

あなたが一度として

私の名を呼ばずに終わるなら

それは、それで構わない

私を一生知らないままでも、いい

私はあなたがいい

 

あなたが好きだよ

 

星が流れれば想うよ

あなたの倖せ

星の寿命と引き換えに叶う願いって何だろう

でも私の生命が星と同じとしたら

あなたの一番の願いを乗せて

届けたい場所まで必ず飛んで

運びたいと思うでしょう

きっと、そういうことかも知らない

きっと、そういうことなんだよ

そして、それはたぶん

愛に限りなく近い欲求

心の隣